エクセルで関数をコピーするとズレる?(絶対参照&相対参照)

関数や計算式をコピーすると参照先のセル番地がズレますが、これをズレないようにする方法はないのでしょうか?そんな疑問に答えます。

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関数をコピーするとズレるのは「相対参照」だから

エクセルで、セルに入力された関数を、他のセルにコピーや移動すると、参照先のセル番地ズレます。これが正常です。 (下図では、C5に入力した計算式をC6とC7にコピーしましたが、参照セルがズレます。)

関数をコピーするとズレるのは「相対参照」だから

この自動でズレることを、ちょっと難しい言葉で「相対参照」と言います。計算式の入っているセルから見て参照先を"相対的"に移動させる機能です。 エクセルが自動でズレを発生させて、人手による入力を軽減してくれているのです。便利ですね〜w。この相対参照がエクセルの初期設定(デフォルト)です。

でも「消費税」や「なんらかの係数」を一か所に設定し、後から一括変更したい時などでは、参照先を固定してずらしたくない場合もありますね? こんなときの解決方法が「絶対参照」です。

関数をコピーしても参照セルのズレを起こさない「絶対参照」

関数をコピーしてもセルの参照先をズレなくする(固定する)方法は、関数の引数に指定しているセル番地に「$」を付けることでズレなくなります。 これが「絶対参照」です。上で説明したように相対参照がデフォルトなので、これを「$」を付けることで強制的に固定させちゃいます。

関数をコピーしても参照セルのズレを起こさない「絶対参照」

このように個数(A5,A6,A7)と価格(B5、B6、B7)相対参照、消費税(A2)は絶対参照にできます。一つのセル内の計算式で相対参照と絶対参照を混ぜて使うことができます。

「絶対参照」の指定方法

相対参照は行も列も固定されない1種類のみですが、絶対参照は「行のみ固定」、「列のみ固定」、「行も列も固定」と3種類あります。 $記号を付ける位置で「固定する」「固定しない」を指定することができます。具体的な指定方法を以下で説明します。

参照先セルがA2だとします。そのA2を以下のように変えることで参照先を固定したり可変したりすることが可能です。

$は半角にしてください(全角にすると自動で半角に変換されるはずです)。色を付ける必要はありません。

「$」入力を簡単にする

絶対参照を設定する場合、初めは「$」をどこに付ければよいか迷って試行錯誤します、その時「$」の入力(場所を動かす)が案外面倒です。 こんな場合は、絶対参照したいセル番地にカーソルを移動し、キーボードにある「F4キー」を押すと$が入力されます。

「$」入力を簡単にする

カーソルは「|A1」「A|1」「A1|」と、どこに置いてもOKです。

「A1」→ 「$A$1」→ 「A$1」→ 「$A1」→ 「A1(元どおり)」とF4キーを4回で押下すると一周します。

相対参照と絶対参照で自在に参照先を変える

この相対参照と絶対参照を理解し、使いこなせるようになれば、長い計算式の複数の参照先セルを大量コピーしても、参照先を自在に制御することができます。

一つのセルに入った複数の参照先セルは、別々に相対参照と絶対参照を決めることができます。

計算式を入力しながら絶対参照or相対参照を決めるのはハードルが高いので、とりあえず相対参照($なし)で入力し、計算式をコピーしてみてずれては困る場合に、絶対参照($あり)にすると間違いなく、迷わず設定することが可能です。

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