【Excel】CEILING関数-数値を基準値の倍数に切り上げる関数-


(約文字)

2020-10-21

  • Keyword
  • Excel
  • CEILING関数
  • 基準値
  • 倍数
  • 数値
  • 切り上げ

CEILING関数とは

エクセルの「CEILING関数」は指定された基準値の倍数に数値を切り上げる関数です。

例えば、「642円の商品価格を設定するとき端数を出さないよう5円単位で切り上げる」などに利用するのが「CEILING関数」です。

構文と引数

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  • 2010
  • 2007

=CEILING(数値,基準値)

引数必要性内容
数値必須切上げの対象となる数値を指定します。
基準値必須倍数の基準となる数値を指定します。

CEILING関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・数値の符号に関係なく、切り上げられた値の絶対値は、数値より大きくなります。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。
  • ・数値と基準値がどちらも負の数である場合、値は小さい方 (0から遠い方) の数値に切り上げられます。
  • ・数値が負の数で、基準値が正の数である場合、値は大きい方 (0に近い方) の数値に切り上げられます。
出典:Microsoft - Office サポート

CEILING関数の使用例

2.5を基準値である1の最も近い倍数に切り上げます。

=CEILING(2.5,1)

=3

1.5を基準値である0.1の最も近い倍数に切り上げます。

=CEILING(1.5,0.1)

=1.5

-2.5を基準値である2の最も近い倍数に切り上げます。

=CEILING(-2.5,2)

=-2

-2.5を基準値である-2の最も近い倍数に切り上げます。

=CEILING(-2.5,-2)

=-4

0.234を基準値である0.01の最も近い倍数に切り上げます。

=CEILING(0.234, 0.01)

=0.24

関連する関数

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