【Excel】CHOOSE関数-引数リストの値の中から特定値を1つ選択する-


(約文字)

2020-08-03

  • Keyword
  • Excel
  • CHOOSE関数
  • 引数リスト
  • 特定値
  • 1つ選択

CHOOSE関数とは

エクセルの「CHOOSE関数」は引数リストの値の中から特定値を1つ選択する関数です。

具体的には、インデックス番号に基づいて最大254個の値から1つを選択することができます。例えば、値1 ~値7が曜日を表す場合、1~7のいずれかの値をインデックスとして使うと、該当する曜日を返すことができます。

構文と引数

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CHOOSE(インデックス,値1,[値2],...)

引数必要性内容
インデックス必須どの値引数が選択されるかを指定します。 インデックスには1~254の値、または1~254の値を返す数式またはセル参照を指定します。
値1,値2,...値1必須、値2以降は省略可1~254個の値の引数を指定します。CHOOSE関数はこれらの引数から、インデックスに基づいて1つの値または実行する動作を選択します。引数には、数値、セル参照、定義名、数式、関数、文字列を指定できます。
  • ・インデックスが1の場合は、値1が返され、2の場合は値2が返されます (以下同様)。
  • ・インデックスが1未満またはリスト内の最後の値の数値よりも大きい場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・インデックスに小数部がある場合は、切り捨てられて、整数値が使用されます。

CHOOSE関数の解説

  • ・インデックスが配列の場合、CHOOSE関数によって検証されるときに、すべての値が選択されます。
  • ・CHOOSE関数に指定する値として、1つの値だけでなく、セル範囲への参照を使うこともできます。例えば、=SUM(CHOOSE(2,A1:A10,B1:B10,C1:C10))は=SUM(B1:B10)のように計算され、結果として返される値は、セル範囲B1:B10に含まれる値の合計になります。
  • ・この数式では、最初にCHOOSE 関数が計算され、セル範囲B1:B10が返されます。次に、SUM 関数が、CHOOSE関数の結果であるセル範囲B1:B10を引数として合計を計算します。
出典:Microsoft - Office サポート

CHOOSE関数の使用例

データ説明
1番目ミッキー
2番目ドナルド
3番目グーフィーナット
最後ミニー
最後デイジー

上のリストに対する、2番目の引数の値を求めます。

=CHOOSE(2,A2,A3,A4,A5,A6)

=2番目

上のリストに対する、4番目の引数の値を求めます。

=CHOOSE(2,A2,A3,A4,A5,A6)

=ミニー

リストに対する、3番目の引数の値を求めます。

=CHOOSE(3,"広い",2000,"世界",999)

=世界

関連する関数

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