【Excel】STDEVP関数-引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を求める-
約~分
(約文字)
2019-09-30
【Excel】STDEVP関数-引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を求める-
STDEVP関数とは
エクセルの「STDEVP関数(スタンダード・ディビエーション・ピー:Standard Deviation P)」は引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を返す関数です。
まず結論
STDEVP関数を使うと、引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を求めることができます。まずは数値1、数値2の意味を押さえ、使用例と注意点を確認すると実務で使い分けやすくなります。
- このページで分かること
- STDEVP関数でできることと基本の使いどころ
- 構文と引数の意味
- STDEVP関数の使用例
標準偏差とは、対象の値が、その平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを統計的に計測したものです。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=STDEVP(数値1,[数値2],...)
| 引数 | 必要性 | 内容 |
|---|---|---|
| 数値1 | 必須 | 母集団に対応する最初の数値引数を指定します。 |
| [数値2] | [省略可] | 母集団全体に対応する数値引数を指定します。引数は2~255個まで指定できます。また、半角のカンマ (,) で区切られた引数の代わりに、単一配列や、配列への参照を指定することもできます。 |
STDEVP関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・STDEVP関数は、引数を母集団全体であると見なします。指定する数値が母集団の標本(サンプル)である場合は、STDEV関数を使用して標準偏差を計算してください。
- ・標本数が非常に多い場合、STDEV関数とSTDEVP関数の戻り値は、ほぼ同じ値になります。
- ・標準偏差は、n法を使って計算します。
- ・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する「名前」か「セル参照」を指定します。
- ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
- ・引数が配列またはセル範囲の参照である場合、その中に含まれている数値だけが計算の対象となります。空白セル、論理値、文字列、またはエラー値はすべて無視されます。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含める場合は、STDEVPA関数を使用します。
STDEVP関数の使用例
10個のデータの母集団の標準偏差を求める
=STDEVP(1345,1301,1368,1322,1310,1370,1318,1350,1303,1299)
結果:26.05456(母集団全体の標準偏差を返します)
少数のデータの母集団の標準偏差を求める
=STDEVP(10,20,30)
結果:8.16497(3つの値を母集団全体と見なして標準偏差を計算します)
注意事項
重要:この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい1つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
出典:Microsoft - Office サポート
より新しい「STDEV.P関数」の利用を推奨します。
関連する関数
よくある質問
Q. STDEVP関数は何をするときに使いますか?
STDEVP関数は、引数を母集団全体と見なし、母集団の標準偏差を求めるときに使います。 とくに STDEV.P関数 など近い関数との違いを合わせて押さえると、使い分けしやすくなります。
Q. STDEVP関数がうまく動かないときは何を確認すればよいですか?
まず 数値1、数値2 の指定方法を見直し、新関数への置き換え可否、引数の順序、古いブックとの互換性 を確認してください。
よくある失敗例・エラー対処
STDEVP関数で期待通りの結果にならないときは、次の点を確認してください。
- 数値1、数値2 の指定が関数の仕様どおりか確認する
- 互換目的の関数か、現行関数へ置き換えるべきか見直す
- 古いブック形式やバージョン依存の挙動を確認する
まとめ
このページでは、STDEVP関数について以下を確認しました。
- ・STDEVP関数でできることと基本の使いどころ
- ・構文と引数の意味
- ・STDEVP関数の使用例