【Excel】DAVERAGE関数-リストやデータベースの指定した列を検索し、条件を満たすレコードの平均値を返す関数-
約~分
(約文字)
2019-10-18
- Keyword
- Excel
- DAVERAGE関数
- 条件
- レコード
- 平均値
DAVERAGE関数とは
エクセルの「DAVERAGE関数(ディー・アベレージ)」はリストやデータベースの指定した列を検索し、条件を満たすレコードの平均値を返す関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=DAVERAGE(データベース,フィールド,検索条件)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
データベース | 必須 | リストやデータベースを構成するセル範囲を指定します。データベースは、行(レコード)と列(フィールド)にデータを関連付けたリストです。リストの先頭行には、各列の見出しが入力されている必要があります。 |
フィールド | 必須 | 関数の中で使用する列を指定します。列(フィールド)には、半角の二重引用符 (") で囲んだ"年齢"や"歩留まり"等のような文字列、又は、リストの列の位置を示す引用符なしの番号(1番目の列を示す場合は1、2番目の列を示す場合は2) を指定します。 |
検索条件 | 必須 | 条件が設定されているセル範囲を指定します。列見出しと検索条件を指定するセルが少なくとも1つずつ含まれている場合は、検索条件に任意のセル範囲を指定できます。 |
DAVERAGE関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・セル範囲に検索条件を入力し、検索条件を表す引数として使用することができます。検索条件範囲には、列見出しとその下のセルがそれぞれ1つ以上含まれている必要があります。
- ・たとえば、セル範囲E1:E2のセルE1に"収入"という列見出し、セルE2に100,000という数値が入力されている場合、このセル範囲に"年収"という名前を定義して、データベース関数の検索条件の引数として指定することができます。
- ・検索条件はワークシートの任意の範囲に入力することができますが、リストの最終行の次の行は使用しないでください。リストにデータを追加すると、そのデータはリストの最終行の次の行に追加されます。 リストのすぐ下の行にデータが入力されていると、新しいデータを追加できません。
- ・検索条件範囲がリストと重なり合っていないことを確認します。
- ・データベース内の列全体に対して検索条件を指定するには、検索条件範囲の列見出しの下に空白行を1行挿入します。
DAVERAGE関数の使用例
=DAVERAGE(B4:F10, "年収", B1:C2)
=DAVERAGE(C4:G10,3,C4:G10)
検索条件の例
セルに等号(=)を入力すると、数式であるとエクセルに認識されます。 等号を含んだ文字列を表示したい場合は、文字列と等号を二重引用符(")で囲みます。
"=西脇"
式(数式、演算子、文字列の組み合わせ)を入力する場合や、計算に使用しない等号を表示する場合も二重引用符(")で囲みます。
=''= 入力内容 ''
入力内容には、検索する文字列または値を指定します。
テキストデータの抽出では、大文字と小文字は区別されません。 ただし、特定の数式を使用すると、大文字と小文字を区別した検索を実行できます。
いずれか(”●●又は○○”)に一致するデータを抽出する方法
同じ列の個別の行に検索条件を入力します。
すべて(”●●及び○○”)に一致するデータを抽出する方法
同じ行に検索条件を入力します。