【Excel】DCOUNTA関数-条件を満たすレコードの空白以外のセルの個数を求める-


(約文字)

2019-10-24

  • Keyword
  • Excel
  • DCOUNTA関数
  • レコード
  • 空白以外
  • セル数

DCOUNTA関数とは

エクセルの「DCOUNTA関数(ディー・カウント・エー)」はリスト又はデータベースの指定したフィールド(列)を検索し、条件を満たすレコードの空白以外のセルの個数を返す関数です。

フィールドは省略可能な引数です。このフィールドを省略すると、条件を満たすレコードがすべて検索されます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=DCOUNTA(データベース, フィールド, 検索条件)

引数必要性内容
データベース必須リストまたはデータベースを構成するセル範囲を指定します。データベースは、行(レコード)と列(フィールド)にデータを関連付けたリストです。リストの先頭の行には、各列の見出しが入力されている必要があります。
[フィールド][省略可]関数の中で使用する列を指定します。フィールドには、半角の二重引用符(")で囲んだ"年齢"や"歩留まり"などの文字列又はリストの列の位置を示す引用符なしの番号(1番目の列を示す場合は1、2番目の列を示す場合は2)を指定します。
検索条件必須指定した条件が設定されているセル範囲を指定します。 列見出しと検索条件を指定するセルが少なくとも 1 つずつ含まれている場合は、検索条件に任意のセル範囲を指定できます。

DCOUNTA関数の解説

  • ・セル範囲に検索条件を入力し、検索条件を表す引数として使用することができます。検索条件の範囲には、列見出しとその下のセルがそれぞれ1つ以上含まれている必要があります。
  • ・たとえば、セル範囲H1:H2のセルH1に"収入"という列見出し、セルH2に10,000,000という数値が入力されている場合、このセル範囲に"年収額"という名前を定義して、データベース関数の検索条件の引数として指定することができます。
  • ・検索条件はワークシートの任意の範囲に入力することができますが、リストの最終行の次の行は使用しないでください。リストにデータを追加すると、そのデータはリストの最終行の次の行に追加されます。リストのすぐ下の行にデータが入力されていると、新しいデータを追加できません。
  • ・検索条件範囲がリストと重なり合っていないことを確認します。
  • ・データベース内の列全体に対して検索条件を指定するには、検索条件範囲の列見出しの下に空白行を1行挿入します。
出典:Microsoft - Office サポート