【Excel】LOGNORM.DIST関数-対数正規分布の累積分布関数の値を返す関数-


(約文字)

2021-09-14

  • Keyword
  • Excel
  • LOGNORM.DIST関数
  • 対数
  • 正規分布
  • 累積分布

LOGNORM.DIST関数とは

エクセルの「LOGNORM.DIST関数」は対数正規分布の累積分布関数の値を返す関数です。

xの対数正規分布の分布関数の値を返します。ln(x)は、引数平均と標準偏差による正規型分布です。この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=LOGNORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)

引数必要性内容
x必須関数に代入する値を指定します。
平均必須ln(x)の平均値を指定します。
標準偏差必須ln(x)の標準偏差を指定します。
関数形式必須計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。TRUEを指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSEを指定すると確率密度関数の値が計算されます。

LOGNORM.DIST関数の解説

  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・x≦0または標準偏差≦0の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

LOGNORM.DIST関数の使用例

データ説明
4x
3.5In(x)の平均値
1.2In(x)の標準偏差

上のデータに対する、対数正規分布の累積分布関数の値を求めます。

=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,TRUE)

=0.0390836

上のデータに対する、対数正規分布の確率関数の値を求めます。

=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,FALSE)

=0.0176176