【Excel】PROB関数-指定範囲に含まれる値が上限と下限との間に収まる確率を返す関数-


(約文字)

2022-03-14

  • Keyword
  • Excel
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PROB関数とは

エクセルの「PROB関数」は指定範囲に含まれる値が上限と下限との間に収まる確率を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=PROB(x範囲,確率範囲,[下限],[上限])

引数必要性内容
x範囲必須確率範囲と対応関係にある数値 x を含む配列またはセル範囲を指定します。
確率範囲必須x 範囲に含まれるそれぞれの数値に対応する確率を指定します。
[下限][省略可]対象となる数値の下限を指定します。
[上限][省略可]対象となる数値の上限を指定します。

PROB関数の解説

  • ・確率範囲 <= 0 または確率範囲>1 であるとき、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・確率範囲に含まれる値の合計が 1 にならないとき、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・上限を省略すると、x 範囲に含まれる数値が下限の値に等しくなる確率が計算されます。
  • ・x 範囲と確率範囲のデータの個数が異なると、エラー値#N/Aが返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

PROB関数の使用例

xの値確率
00.2
10.3
20.1
30.4

上のデータに対する、xが2である確率を求めます。

=PROB(A2:A5,B2:B5,2)

=0.1

上のデータに対する、xが1から3までの範囲に収まる確率を求めます。

=PROB(A2:A5,B2:B5,1,3)

=0.8

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