エクセルの
マクロ(VBA)とは?
約~分
(約文字)
2009-05-18 2019-05-20
エクセルで耳にするマクロって何?作業を自動でやってくれるの?
マクロって何でしょうか?自動で色々やってくれるようだけど?どうしたら自動で作業してくれるのでしょうか?
1.マクロはエクセルが自動で働く
マクロは、あなたの行った作業をエクセルに登録(記録)することで、 同じ作業を何度でも作業(再生)させることが出来る機能です。
ファイルを開く/閉じる、シートの印刷や追加/削除、セルの移動/入力/削除、etc、 あなたがエクセルで行う作業のほぼ全てを記録し、再生させることが出来ます。
2.マクロの記録方法
マクロの記録をするには、以下の2種類の方法があります。どちらでも同じ内容が記録されます。
2-1.メニューから行う方法
- [ツール]→[マクロ]→[新しいマクロの記録]をクリックします。
- [マクロ名]と[保存先]を選択し[OK]をクリックすると記録が始まります。
- 記録したい作業を行います。[記録終了]をクリックします。
- 記録したい作業が終了したら、[記録終了]をクリックします。
2-2.ツールバーから行う方法
- [表示]→[ツールバー]→[VisualBasic]をクリックしツールバーを表示させます。
- 記録したい作業を行います。[記録終了]をクリックします。
- 記録したい作業が終了したら、[記録終了]をクリックします。
3.マクロの再生方法
マクロを再生をするには、記録の方法と同じで以下の2種類の方法があります。どちらでも同じ内容が記録されます。
3-1.メニューから行う方法
- [ツール]→[マクロ]→[マクロ]をクリックします。
- 再生させたい[マクロ名]を選択し[実行]をクリックすると再生が始まります。
3-2.ツールバーから行う方法
- [表示]→[ツールバー]→[VisualBasic]をクリックしツールバーを表示させます。
- [マクロの実行]をクリックします。
- 再生させたい[マクロ名]を選択し[実行]をクリックすると再生が始まります。
4.マクロの限界とVBA
マクロの記録と再生で、何度でも間違えずに自動で作業を行わせることができますが、これでは融通が全くききません。 条件によって作業を変えたり、繰返し何度も作業させるには、マクロの記録/再生だけでは不可能です。
マクロによって記録された内容はVBA(Visual Basic For Apprication)と呼ばれるプログラム言語です。 このVBAはエクセルに付属しているVBE(Visual Basic Editor)を利用することで自由に加工や編集ができます。
このVBAを習得することで、もっと複雑で大掛かりな処理を、自動実行させることが出来ます。
他のプログラム言語を習得するのと違い、VBAはマクロの記録でプログラムを自動作成してくれるので、 記録→プログラム参照を何度も繰り返せば、何とかプログラムを理解することが出来るようになります。
この記事は以上です。最後までご覧頂き、ありがとうございました。