初級

Excelで曜日を
自動で入力し表示する方法
(関数は使わない)


(約文字)

2013-08-06 2019-03-04

エクセルで曜日を自動で入力し表示する、超カンタンな方法

エクセルで曜日を自動で入力し表示する、超カンタンな方法

エクセルで日付に追加して曜日を自動で入力して初心者でも表示できちゃう超カンタンな方法を教えます。 関数は使わずセルの書式設定だけすればいいので、これを覚えれば応用範囲が広くて汎用性もとても高い、初心者さんにもおすすめの方法です。

1.曜日を自動で表示させる方法

エクセルで日付に曜日を自動表示させる方法はいくつかありますが、今回はセルの書式設定を使います。関数を使わずセルの書式設定だけで、曜日を自動で表示させるので簡単な方法です。 今回は曜日を別のセルに(水)かっこ付きで表示させる方法を説明しますが、この方法を応用すれば2013年1月1日(水)の様に、日付と同じセル内に曜日を表示させることも可能です。

エクセルで曜日を自動表示させる

2.曜日を表示させる具体的な手順

それでは曜日を自動で表示させる、具体的な手順を説明します。

【手順1】連続した日付の入力

連続した日付に、自動で曜日を表示したい方が多いと思いますので、まずは連続した日付を入力しましょう。エクセルで連続データを入力するなら「オートフィル機能」が便利です。

オートフィル機能の使い方ですが、まず起点となる日付を入力します。

起点となる日付(年月日)を入力し

次に日付を入力したセルの右下にマウスを持って行き、「十字ハンドル」の形になったらマウスの左ボタンを押しっぱなしにして、

マウスをセル右下に持って行くと「十字ハンドル」の形になる

右にドラッグすると

「十字ハンドル」の状態でマウスの左ボタンを押したままにして、右にドラッグする

連続した日付が入力されます。今回は「左から右へ」ドラッグしましたが、「上から下へ」ドラッグしてもオートフィル機能で連続した日付が自動で入力できます。

連続した日付が自動で入力される

ちなみに「右から左」「下から上」でもオートフィルが可能です。 オートフィル機能は「上下左右」どの方向でも利用可 このようにオートフィル機能で数値の連続データを入力したい場合は、基準となる数値を二つ入力しておく必要があります。 「0」「1」と入力してからオートフィル機能を使えば「2」「3」「4」「5」と1ずつ増えた数値が自動で入力できます。 又、「0」「2」と入力してからオートフィル機能を使えば「4」「6」「8」「10」と2ずつ増えた数値が自動で入力できます。

【手順2】隣のセルに日付を表示させる

二つ目の手順として、隣のセルにも同一の日付を表示させます。 方法はいくつかありますが、単純にコピペ(コピー&貼り付け)しても良いですし、数式で同一内容を表示させても良いです。 今回はメンテナンス性を考慮して、後者の方法「数式で同一内容を表示」させたいと思います。

日付が入った下のセル(A2セル)に数式「=A1」を入力します(数式は全て半角文字を使って入力してください。 エクセルで入力する数式は基本的に半角文字で、文字列を表示させる場合に全角文字を使うことがあります。)。

下のA2セルに「=A1」と入力します

これでA2セルにA1セルと同じ内容が表示されます。

A2セルにA1と同一内容が表示される

次にA2セルの右下にマウスを持っていくと十字ハンドルに変わるので、

マウスをA2セルの右下に持って行くと十字ハンドルになる

「十字ハンドル」をマウスの左ボタンでクリックしたまま、右にドラッグすると

「十字ハンドル」の状態でマウスの左ボタンを押したままにして、右にドラッグする

A2セルに入力された数式が他のセルにもコピーされるので、2行目に1行目と同じ内容が表示されます。

連続値(日付)が自動入力される

【手順3】セルの書式設定で曜日を表示させる

三つ目の手順として、曜日を表示したいセル範囲を選択し、

エクセルで曜日を自動表示させる

[ホーム]→[書式]→[セルの書式設定]とクリックすると(【Ctrl】+【1】)

エクセルで曜日を自動表示させる

「セルの書式設定」ダイヤログが表示されるので、[表示形式]タブの分類(C)にある[ユーザー定義]を選んで、種類(T)の下のボックスに「aaa」と入力し(もしG/標準と表示されていたらそれを先に消してから)、[OKボタン]を押す

エクセルで曜日を自動表示させる

曜日が一文字で表示されます。

エクセルで曜日を自動表示させる

エクセルは、セルに入力された日付が”シリアル値”で管理されています。そのセルに入力されたシリアル値の”表示形式”を変えることで、日付で表示したり、曜日で表示したりすることが出来ます。

3.様々な曜日の表示設定が可能

表示形式を変える

セルの書式設定ダイヤログで、表示形式の種類(T)を「aaaa」と設定すれば「日曜日」~「土曜日」と表示できます。

エクセルで曜日を自動表示させる

種類(T)「yyyy/m/d(aaa)」とすれば「2013/1/1(水)」と表示できます。

エクセルで曜日を自動表示させる

種類(T)「yyyy/mm/dd(aaa)」とすれば「2013/01/01(水)」と表示できます。

種類(T)「yyyy年mm月dd日(aaaa)」とすれば「2013年01月01日(水曜日)」と表示できます。

曜日の表示形式

以下の設定で様々な曜日の表示形式を設定することができます。

設定 表示
aaa 日、月、火、水、木、金、土
(aaa) (日)、(月)、(火)、(水)、(木)、(金)、(土)
aaaa 日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日
ddd Sun、Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat
dddd Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、Friday、Saturday

4.サンプルファイル

以下の様に、曜日以外にも「年」「月」「日」それぞれ書式設定が可能です。

ユーザー設定リストの編集でリストをカスタマイズ

「日付表示の様々な書式設定」を含むエクセルファイルです。ダウンロードしてご自身のパソコンでどう作っているかを勉強してみてください。

ダウンロード

この記事は以上です。最後までご覧頂き、ありがとうございました。