【Excel】CEILING.PRECISE関数-数値を基準値の倍数に切り上げる関数-


(約文字)

2020-10-27

  • Keyword
  • Excel
  • CEILING.PRECISE関数
  • 基準値
  • 倍数
  • 数値
  • 切り上げ

CEILING.PRECISE関数とは

エクセルの「CEILING.PRECISE関数」は指定された基準値の倍数の最も近い値に数値を切り上げる関数を返す関数です。

エクセルの「CEILING関数」との違いは以下になります。

  • 数値は正負に関係なく切り上げられます。
    • 構文と引数

      • 365
      • 2019
      • 2016
      • 2013
      • 2010

      =CEILING.PRECISE(数値,[基準値])

      引数必要性内容
      数値必須丸める値を指定します。
      [基準値][省略可]切り上げの対象となる数値の倍数を指定します。省略した場合は1になります。

      CEILING.PRECISE関数の解説

      • ・倍数の絶対値が使用されるため、数値や基準値の符号に関係なく、数学上で大きい側に切り上げた値が返されます。
      出典:Microsoft - Office サポート

      CEILING.PRECISE関数の使用例

      4.2を基準値1の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(4.2)

      =5

      -4.2を基準値1の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(-4.2)

      =4

      4.2を基準値2の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(4.2,2)

      =6

      4.2を基準値-2の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(4.2,-2)

      =6

      -4.2を基準値2の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(-4.2,2)

      =-4

      -4.2を基準値2の最も近い倍数に切り上げます。

      =CEILING.PRECISE(-4.2,-2)

      =-4

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