【Excel】DSTDEV関数-リストやデータベースの列から指定条件を満たすレコードを標本(サンプル)と見なして、母集団の標準偏差を求める-
約~分
(約文字)
2019-11-01
- Keyword
- Excel
- DSTDEV関数
- リスト
- データベース
- 指定条件
- レコード
- 標本
- サンプル
- 母集団
- 標準偏差
DSTDEV関数とは
エクセルの「DSTDEV関数(ディー・スタンダード・ディビエーション:D Standard Deviation)」はリストやデータベースの列から指定条件を満たすレコードを標本(サンプル)と見なして、母集団の標準偏差を返す関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=DSTDEV(データベース,フィールド,検索条件)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
データベース | 必須/td> | リストまたはデータベースを構成するセル範囲を指定します。データベースは、行(レコード)と列(フィールド)にデータを関連付けたリストです。リストの先頭の行には、各列の見出しが入力されている必要があります。 |
フィールド | 必須/td> | 関数の中で使用する列を指定します。フィールドには、半角の二重引用符(")で囲んだ"樹齢"や"歩どまり"などのような文字列、またはリストでの列の位置を示す引用符なしの番号(1番目の列を示す場合は1、2番目の列を示す場合は2)を指定します。 |
検索条件 | 必須/td> | 指定した条件が設定されているセル範囲を指定します。列見出しと検索条件を指定するセルが少なくとも1つずつ含まれている場合は、検索条件に任意のセル範囲を指定できます。 |
DSTDEV関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・セル範囲に検索条件を入力し、検索条件を表す引数として使用することができます。検索条件範囲には、列見出しとその下のセルがそれぞれ1つ以上含まれている必要があります。
- ・たとえば、セル範囲H1:H2のセルH1に"収入"という列見出し、セルG2に10,000,000という数値が入力されている場合、このセル範囲に"年収額"という名前を定義して、データベース関数の検索条件の引数として指定することができます。
- ・検索条件はワークシートの任意の範囲に入力することができますが、リストの最終行の次の行は使用しないでください。リストにデータを追加すると、そのデータはリストの最終行の次の行に追加されます。リストのすぐ下の行にデータが入力されていると、新しいデータを追加できません。
- ・検索条件範囲がリストと重なり合っていないことを確認します。
- ・データベース内の列全体に対して検索条件を指定するには、検索条件範囲の列見出しの下に空白行を1行挿入します。
関連する関数
- DSTDEVP関数:リストまたはデータベースのレコードで指定されたフィールド(列)を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を求める