【Excel】GAUSS関数-標準正規分布の累積分布関数より0.5小さい値を返す関数-


(約文字)

2021-07-12

  • Keyword
  • Excel
  • GAUSS関数
  • 標準正規分布
  • 標準偏差
  • z倍

GAUSS関数とは

エクセルの「GAUSS関数」は標準正規母集団のメンバーが平均と平均から標準偏差のz倍の範囲になる確率を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

=GAUSS(z)

引数必要性内容
z必須数値を指定します。

GAUSS関数の解説

  • ・z に無効な数値が指定されると、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・z が無効なデータ型の場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・NORM.S.DIST(0,True) は常に0.5を返すので、GAUSS(z)は常にNORM.S.DIST(z,True) よりも0.5少ない値になります。
出典:Microsoft - Office サポート

GAUSS関数の使用例

標準正規母集団のメンバーが平均と平均から標準偏差の2倍の範囲になる確率を求めます。

=GAUSS(2)

=0.477249868

関連する関数

  • NORM.S.DIST関数:標準正規分布の累積分布関数の値を返す関数
  • GAUSS関数:標準正規母集団のメンバーが平均と平均から標準偏差のz倍の範囲になる確率を返す関数