【Excel】GETPIVOTDATA関数-ピボットテーブルレポートに格納されているデータを返す-


(約文字)

2020-08-17

  • Keyword
  • Excel
  • GETPIVOTDATA関数
  • ピボットテーブル
  • レポート
  • 格納データ

GETPIVOTDATA関数とは

エクセルの「GETPIVOTDATA関数」はピボットテーブルレポートに格納されているデータを返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

GETPIVOTDATA(データフィールド,ピボットテーブル,[フィールド1,アイテム1,フィールド2,アイテム2],...)

重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年3月13日を入力する場合は、DATE(2020,3,13) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

引数必要性内容
データフィールド必須取得するデータが含まれているピボットテーブルフィールドの名前を指定します。引用符で囲む必要があります。
ピボットテーブル必須ピボットテーブル内のセル、セル範囲、名前付きセル範囲の参照を指定します。取り出すデータを含むピボットテーブルを確定するために使います。
フィールド1, アイテム1,フィールド2, アイテム2[省略可]取得するデータを示す1~126個のフィールド名とアイテム名のペアを指定します。ペアは任意の順序で指定できます。日付と数字以外のアイテムのフィールド名と名前は、引用符で囲む必要があります。

GETPIVOTDATA関数の解説

  • ・値を返すセルに「=」(等号) を入力し、返したいデータを含むピボットテーブルのセルをクリックすると、GETPIVOTDATA関数の数式をすばやく簡単に入力できます。
  • ・既存のピボットテーブル内のセルを選択してこの機能を無効にすることができます。次に、[ピボットテーブル分析>] タブの [ピボットテーブル>オプション> [ GetPivotData の生成] オプションオフにします。
  • ・集計フィールドまたは集計アイテムのカスタム計算は、GETPIVOTDATA関数の計算に含めることができます。
  • ・引数ピボットテーブルに複数のピボットテーブルが含まれている場合は、最も新しく作成されたピボットテーブルからデータが取得されます。
  • ・フィールドとアイテムの引数に1つのセルが指定されている場合、そのセルが文字列、数値、エラー、空白セルのいずれであるかに関係なく、そのセルの値が返されます。
  • ・アイテムに日付が含まれる場合、別のロケールでワークシートを開いた場合でも値が保持されるように、シリアル番号でその値を表現するか、DATE関数を使用して値を入力する必要があります。たとえば、1999年3月6日を参照するアイテムは「36225」または「DATE(1999,3,6)」と入力できます。 時刻は、10進数値またはTIME関数を使用して入力できます。
  • ・ピボットテーブル引数がピボットテーブルが見つかった範囲でない場合、GETPIVOTDATA関数はエラー値#REF!を返します。
  • ・引数に指定したフィールドが表示されていない場合や、引数に指定したレポートフィルターにフィルターされたデータが表示されない場合は、エラー値#REF!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート