【Excel】IFERROR関数-数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す-


(約文字)

2020-07-22

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  • Excel
  • IFERROR関数
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IFERROR関数とは

エクセルの「IFERROR関数」は数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す関数を返す関数です。

数式で発生するエラーに罠を仕掛けて予防したい場合に利用するのが「IFERROR関数」です。

構文と引数

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  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=IFERROR(値,エラーの場合の値)

引数必要性内容
必須エラーかどうかをチェックする引数です。
エラーの場合の値必須数式がエラー値と評価された場合に返す値を指定します。エラーとして評価される種類は#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!です。

IFERROR関数の解説

  • ・値またはエラーの場合の値が空のセルの場合、IFERROR関数は空の文字列("")として扱います。
  • ・値が配列数式の場合、IFERROR関数は、値で指定された範囲内の各セルの結果の配列を返します。
出典:Microsoft - Office サポート

IFERROR関数の使用例

割り当て販売数
21035

上のデータに対する、数式(210を35で除算)にエラーがあるかをチェックし、エラーがないことを確認し、数式の結果を返す。

=IFERROR(A2/B2,"計算エラー")

=6

割り当て販売数
550

上のデータに対する、数式(55を0で除算)にエラーがあるかをチェックし、エラーがないことを確認し、数式の結果を返す。

=IFERROR(A2/B2,"計算エラー")

=計算エラー

割り当て販売数
23

上のデータに対する、数式(""を23で除算)にエラーがあるかをチェックし、エラーがないことを確認し、数式の結果を返す。

=IFERROR(A2/B2,"計算エラー")

=0

関連する関数

  • ISERROR関数:対象が任意のエラー値のときにTRUEを返す関数
  • ISERR関数:対象が#N/A以外のエラー値のときにTRUEを返す関数