【Excel】IFNA関数-数式が#N/Aエラーを返す場合は指定した値を返し、それ以外は数式の結果を返す-


(約文字)

2020-07-27

  • Keyword
  • Excel
  • IFNA関数
  • 数式
  • #N/A
  • エラー

IFNA関数とは

エクセルの「IFNA関数」は数式が#N/Aエラーを返す場合は指定した値を返し、それ以外は数式の結果を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

=IFNA(値#N/Aエラーの場合の値)

引数必要性内容
必須#N/A エラー値かどうかをチェックする引数です。
#N/Aエラーの場合の値必須数式が #N/A エラー値に評価された場合に返す値を指定します。

IFNA関数の解説

  • ・値または#N/Aエラーの場合の値が空のセルの場合、IFNA関数は空の文字列値("") として扱います。
  • ・値が配列数式の場合、IFNA関数は値で指定された範囲内の各セルの結果の配列を返します。
出典:Microsoft - Office サポート

IFNA関数の使用例

都道府県地域ID
埼玉県みつかりません
都道府県地域ID
北海道01
宮城県04
東京都13
愛知県23
大阪府27
福岡県40

IFNA関数はVLOOKUP関数の結果をテストします。検索範囲に「埼玉県」は存在しないため、VLOOKUP関数はエラー値#N/Aを返します。IFNA関数は、通常のエラー値#N/Aの代わりに、「見つかりません」という文字列を返します。

=IFNA(VLOOKUP(A2,A4:B10,2,FALSE,"見つかりません"))

関連する関数

  • ISERROR関数:対象が任意のエラー値のときにTRUEを返す関数
  • ISERR関数:対象が#N/A以外のエラー値のときにTRUEを返す関数