【Excel】INFO関数-現在の操作環境の情報を調べる-
約~分
(約文字)
2020-06-12
- Keyword
- Excel
- INFO関数
- 操作環境
- 情報
INFO関数とは
エクセルの「INFO関数」は現在の操作環境の情報を調べる関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=INFO(検査の種類)
重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年3月13日を入力する場合は、DATE(2020,3,13) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
検査の種類 | 必須 | 情報の種類を文字列で指定します。 |
検査の種類 | 戻り値 |
---|---|
"directory" | カレントディレクトリ (フォルダー) のパス名 |
"numfile" | 開かれているワークシートの枚数 |
"origin" | 現在ウィンドウに表示されている範囲の左上隅の絶対セル参照が"$A:"で始まる文字列として返されます。この値は、Lotus1-2-3 R3.xとの互換性を保つためのものです。実際に返される値は、現在の参照形式の設定により決まります。たとえば、D9を使用する場合、A1参照形式では"$A:$D$9"、R1C1参照形式では"$A:R9C4"が戻り値となります。 |
"osversion" | 現在使用されているオペレーティングシステムのバージョン |
"recalc" | 現在設定されている再計算のモード ("自動"or"手動") |
"release" | Excel のバージョン |
"system" | 操作環境の名前、Macintosh版Excelでは"mac"、Windows版Excelでは"pcdos"が戻り値になります。 |
INFO関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・以前のバージョンのExcelでは、検査の種類の値が"memavail"、"memused"、"totmem"の場合は、メモリ情報が返されました。これらの値は現在ではサポートされておらず、エラー値#N/Aが返されます。
INFO関数の使用例
現在開いているワークシートの枚数を調べます。
=INFO("numfile")
=4
現在設定されているブックの再計算モードを調べます。
=INFO("recalc")
=自動