【Excel】POISSON.DIST関数-ポアソン確率の値を返す関数-


(約文字)

2022-03-07

  • Keyword
  • Excel
  • POISSON.DIST関数
  • ポアソン確率

POISSON.DIST関数とは

エクセルの「POISSON.DIST関数」はポアソン確率の値を返す関数です。

ポアソン分布は一定時間内に起きる事象数の予測に利用するのが一般的です。例えば、ポアソン分布を使えば高速道路の料金所を1分間に通過する車の台数を予測できます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=POISSON.DIST(イベント数,平均,関数形式)

引数必要性内容
イベント数必須生じるイベントの数を指定します。
予想平均必須一定時間内に起きるイベントの平均値を指定します。
関数形式必須計算結果として返される確率関数値の形式を、論理値で指定します。TRUEを指定した場合、生起するランダムな事象の数が0からイベント数の範囲であるような累積ポアソン確率が計算されます。FALSEの場合は、生起する事象の数が正確にイベント数となるようなポアソン確率が計算されます。

POISSON.DIST関数の解説

  • ・イベント数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・イベント数、または予想平均に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・イベント数 < 0 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・予想平均 < 0 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

POISSON.DIST関数の使用例

データ説明
2イベント数
5予想平均

上のデータに対する、累積ポアソン確率の値を求めます。

=POISSON.DIST(A2,A3,TRUE)

=0.124652

上のデータに対する、ポアソン確率質量関数の値を求めます。

=POISSON.DIST(A2,A3,FALSE)

=0.084224

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