【Excel】QUARTILE.INC関数-配列に含まれるデータから四分位数を抽出する関数-


(約文字)

2022-03-28

  • Keyword
  • Excel
  • QUARTILE.INC関数
  • 配列
  • 四分位数

QUARTILE.INC関数とは

エクセルの「QUARTILE.INC関数」は配列に含まれるデータから四分位数を抽出する関数関数です。

四分位数とは、市場調査などのデータで、母集団を複数のグループに分割するために利用されます。例えば、母集団から所得金額が全体の上位25%を占めるグループを選び出すことができます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=QUARTILE.INC(配列,戻り値)

引数必要性内容
配列必須対象となる数値データを含む配列またはセル範囲を指定します。
戻り値必須戻り値として返される四分位数の内容を0~4までの数値で指定します。
戻り値関数の戻り値
0最小値
1第1四分位数 (25%)
2第2四分位数 (50%)
3第3四分位数 (75%)
4第4四分位数 (最大値)

QUARTILE.INC関数の解説

  • ・配列にデータが含まれていない場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・戻り値に小数点以下の値を指定すると切り捨てられます。
  • ・戻り値 < 0 または戻り値 > 4 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・戻り値に0、2、4のいずれかの数値を指定すると、それぞれMIN関数、MEDIAN関数、MAX関数の戻り値に等しくなります。
出典:Microsoft - Office サポート

QUARTILE.INC関数の使用例

データ説明
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上のデータの25%の位置に当たる数(第1四分位数)を求めます。

=QUARTILE.INC(A2:A9,1)

=3.5

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