【Excel】STDEVA関数-数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、母集団の標準偏差の推定値を返す関数-
約~分
(約文字)
2022-06-27
- Keyword
- Excel
- STDEVA関数
- 正規母集団
- 標本
- 標準偏差
- 推定値
STDEVA関数とは
エクセルの「STDEVA関数」は数値、文字列、および論理値を含む引数を正規母集団の標本と見なし、母集団の標準偏差の推定値を返す関数です。
標準偏差とは、統計的な対象値が、その平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計測するものです。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=STDEVA(値1,[値2],...)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
値1 | 必須 | 母集団のサンプルに対応するの値を指定します。 |
[値2] | [省略可] | 母集団のサンプルに対応する2~255の値を指定します。半角のカンマ(,)で区切られた引数の代わりに、単一配列や、配列への参照を指定することもできます。 |
STDEVA関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・STDEVA 関数は、引数を母集団の標本であると見なします。 指定する数値が母集団全体である場合は、STDEVPA 関数を使って標準偏差を計算してください。
- ・標準偏差は、n-1 法を使って計算されます。
- ・引数には、数値、数値配列、数値を含む範囲を参照する名前かセル参照、数値を表す文字列、TRUE や FALSE などの論理値を指定できます。
- ・引数に TRUE が含まれる場合は 1 と見なされ、文字列または FALSE が含まれる場合は 0 (ゼロ) と見なされます。
- ・引数に配列またはセル範囲の参照を指定した場合、そこに含まれる値だけが計算の対象となります。 配列またはセル範囲の参照に含まれる空白セルと文字列は無視されます。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・セル参照に計算の一部として論理値や数値を表す文字列を含めない場合は、STDEV 関数を使用します。
STDEVA関数の使用例
データ |
---|
1345 |
1301 |
1368 |
1322 |
1310 |
1370 |
1318 |
1350 |
1303 |
1299 |
上のデータに対する、標準偏差を求めます。
=STDEVA(A3:A12)
=27.46391572