【Excel】SUMIF関数-条件に一致する数値を合計する関数-
約~分
(約文字)
2021-01-21
- Keyword
- Excel
- SUMIF関数
- 条件一致
- 合計
SUMIF関数とは
エクセルの「SUMIF関数」は指定した条件を満たす範囲の数値を合計する関数を返す関数です。
例えば、4より大きい値のみを合計したい場合、=SUMIF(A2:A10,">4")が利用できます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
範囲 | 必須 | 検索条件で評価するセル範囲を指定します。セル範囲は、数値、数値を含む名前、配列、参照を指定する必要があります。空の値とテキスト値は無視されます。 |
検索条件 | 必須 | 数値、式、セル参照、テキスト、追加するセルを定義する関数の形式の抽出条件を指定します。ワイルドカード文字を含めることができます。任意の1文字と一致する疑問符("?")、任意の文字列と一致するアスタリスク("*")です。通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索する場合は、"~?"や"~*"の様に文字の前に半角のチルダ(~)を付けます。 |
[合計範囲] | [省略可] | 範囲で指定されていないセルを加算したい場合に追加する実際のセル範囲を指定します。省略した場合は、範囲で指定されているセル範囲が追加されます。 |
SUMIF関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・[合計範囲]のサイズと形状は、 範囲と同じにする必要があります。そうでない場合は、パフォーマンスが低下することがあり、数式では、最初の[合計範囲]セルで始まるセルの範囲を合計しますが、範囲と同じ大きさになります。
- ・検索条件に、文字列、論理記号、数学記号を含む場合は、二重引用符(")で囲む必要があります。検索条件が数値の場合は、二重引用符は不要です。
- ・255文字以上の文字列、文字列#VALUE!を照合すると、間違った結果が返されます。
- ・任意の範囲に条件を適用し、別の範囲にある値を合計することもできます。 例えば、数式=SUMIF(B2:B5, "John", C2:C5) は、C2:C5の範囲で、対応するB2:B5の範囲のセルが"John"の値のみ合計します。
- ・複数の条件に基づいてセルを合計する場合は、「#N/ASUMIFS関数」を参照してください。
SUMIF関数の使用例
資産価値 | 取付手数料 | データ |
---|---|---|
10,000,000 | 700,000 | 25,000,000 |
20,000,000 | 1,400,000 | |
30,000,000 | 2,100,000 | |
40,000,000 | 2,800,000 |
価格が¥16,000,000を超える設備の価格の合計を計算します。
=SUMIF(A2:A5,">16000000")
¥90,000,000
価格が¥16,000,000を超える設備の取付手数料の合計を計算します。
=SUMIF(A2:A5,">16000000",B2:B5)
¥6,300,000
価格が¥30,000,000の設備の取付手数料の合計を計算します。
=SUMIF(A2:A5,30000000,B2:B5)
¥2,100,000
価格がC2の値を超える設備の取付手数料の合計を計算します。
=SUMIF(A2:A5,">"&C2,B2:B5)
¥4,900,000