【Excel】YEARFRAC関数-指定した開始日から終了日の期間が1年間に対して占める割合を求める-


(約文字)

2019-12-16

  • Keyword
  • Excel
  • YEARFRAC関数
  • 開始日
  • 終了日
  • 期間
  • 1年間
  • 割合

YEARFRAC関数とは

エクセルの「YEARFRAC関数(●カタカナ●:●英単語●)」は指定した開始日から終了日の期間が1年間に対して占める割合を返す関数です。

例えば、特定の期間に割り当てられる年利や年債の割合を求めることができます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=YEARFRAC(開始日,終了日,[基準])

引数必要性内容
開始日必須対象期間の起算日を表す日付を指定します。
終了日必須対象期間の最終日を表す日付を指定します。
[基準][省略可]計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。
基準基準日数(月/年)
省略30日/360日(NASD方式)
030日/360日(NASD方式)
1実際の日数/実際の日数
2実際の日数/360日
3実際の日数/365日
430日/360日(ヨーロッパ方式)

日付はDATE関数を使って入力するか、他の数式or関数の結果として指定します。 たとえば、2019年12月16日を入力する場合は、DATE(2019,12,16)と指定します。日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

30日/360日基準の米国(NASD)方式を使用する場合、YEARFRAC関数は間違った結果を返すことがあり、開始日は2月の最終日となります。

YEARFRAC関数の解説

  • ・Excelでは、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算を行います。既定値では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2019年12月16日は1900年1月1日から43,815日後に当たるので、シリアル値は43815になります。
  • ・引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・開始日または終了日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・基準 < 0 または基準 > 4 である場合は、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート