エクセルのソートのやり方、行の並び替え方法

エクセルのソート機能を解説。基準に従い、表の順番を「昇順」または「降順」で並び替えするのがソート機能です。複数の条件で並び替えたり、行方向だけでなく列方向でもソートできます。

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ソートの意味

エクセルのソートとは「並び替え」のことです。選択したセルを基準に、ひとつの表のかたまりを「昇順」または「降順」に並び替えすることです。「リボン」の「並び替えとフィルター」からソートすることが可能です。基本的には、行方向のソート(並び替え)が一般的ですが、列方向のソート(並び替え)もできます。

ソートの意味

昇順と降順

昇順の並び変えは、数字:1→2→3、英文字:A→B→C、カナ:ア→イ→ウ

エクセルで昇順の並び変え

降順の並び替えは、数字:9→8→7、英文字:Z→Y→X、カナ:ン→ヲ→ワ

エクセルで降順の並び替え

文字種別の並び替え順(Excel2013の場合)

Excel2013で、文字の種類が混在している場合の、ソートによる並び替え順番は、以下の通りです。バージョンにより若干並び替えの順番が変わるらしいですので注意が必要です。

文字種別の並び替え順(昇順)

マイナス数字→プラス数字→全角スペース→全角記号→半角記号→半角英字大→半角英字小→全角英字大→全角英字小→全角かな小文字→全角カナ小文字→半角カナ小文字→全角かな大文字→全角カナ大文字→漢字(全角)→半角カナ大文字→半角スペース

Excel2013の文字種別の昇順による並び替え

文字種別の並び替え順(降順)

全角かな大文字→全角カナ大文字→漢字(全角)→半角カナ大文字→全角かな小文字→全角カナ小文字→半角カナ小文字→半角英字大→半角英字小→全角英字大→全角英字小→全角記号→半角記号→全角スペース→プラス数字→マイナス数字→半角スペース

Excel2013の文字種別の降順による並び替え

並び替え(ソート)のやり方

はじめに、表の形がデータベースの様に、一番上の行が「見出し」、二番目以降の行が「データ」になっている必要があります。

Excel並び替え(ソート)のやり方1

さらに、見出しが、A列:名前、B列:住所、C列:電話番号、D列:生年月日など、項目別に区分けされ、空の列が無い様につなげて作る必要があります。

Excel並び替え(ソート)のやり方2

上記が出来たら、並び替えが可能になります。ソートの方法は、並び替えの基準にしたい列の中の「一つのセル」だけを選択し、[データ]>[昇順]or[降順]で並び替えできます。

Excel並び替え(ソート)のやり方3

一行目の見出しがソート対象になって一番下の方へ行ってしまった場合は、[データ]>[並び替え]>[先頭行をデータの見出しとして使用する]のチェックをONにすれば見出し列は固定できます。

Excel並び替え(ソート)のやり方4

表のすぐ上の行にタイトルがついている場合、タイトル行が見出し行として認識されてしまう場合がありますので、タイトルと表の間に一行隙間をあければ、タイトル行が見出し行として認識しなくなります。

Excel並び替え(ソート)のやり方5

二つ以上のセル選んでソートしようとすると「並べ替えの前に」のメッセージが表示されて、選択範囲を拡張するか、選択範囲内をソートするか尋ねられてしまいますので、一つのセルを選んでソートをしてください。

Excel並び替え(ソート)のやり方6

並び替え(ソート)を解除する

一度並び替えしたソート結果は、残念ながら解除できません(元に戻せません)。直前のソートなら、もとに戻る(Ctrl+z)を必要なだけ実行すればソートが解除できますが(元に戻せる)、ファイルを保存してしまうと、そこまでしか戻すことが出来ません。 もし元の並びに戻したいのであれば、ソートする前に一列追加し(A列など)、この列に順番を指定しておく(「1」「2」「3」「4」とセルに連続の順番を入力)といつでももとに戻すことが可能です。

エクセルの並び替え(ソート)を解除する1

連続値の入力はエクセルのオートフィル機能が便利です。A1セルに「1」,A2セルに「2」を入力>A1〜A2セルを選択>右下の四角をつかんで(左クリック)下に引っ張る(ドラッグ)>自動で連続値が入力できます。

エクセルの並び替え(ソート)を解除する2

A1セルにだけ「1」を入れドラッグしても全部1なので、最低二つは値を入力しておく必要があります。オートフィルは二つの値の差が以降反映される仕組みです。今回の様に「1」「2」と入力した場合は差が1なので以降1ずつ増えます。

エクセルの並び替え(ソート)を解除する3

名前があいうえお順に並び替えできない

読みが難しい漢字の場合、読みやすい言葉を使って漢字を表示させることがありますが、この場合、入力時に使った読みが基準になり名前のソートが行われてしまうので、思った順番にならないことがあります。

こんな場合は、漢字の読みを修正する必要があります。漢字の読みを修正するには、セルを右クリック>ふりがなの表示>ふりがなの編集から修正が可能です。

エクセルのシートをズームで大きく表示すれば、ふりがなを直接修正することも可能です。

エクセルのふりがなを直接修正する

また、シートをズームしなくても、メニューの「ア亜」からも修正が可能です。

エクセルのふりがなをメニューから修正する

複数の条件で並び替える

複数の条件で並べ替えたい場合、[並び替えとフィルター]>[ユーザー設定の並び替え]から条件を指定することが出来ます。

エクセルで複数の条件で並び替える

レベルを追加し2つ以上用意すれば、複合条件で並び替えが出来ます。優先したい順番にレベル(条件)を作ってOKボタンを押せば、複合条件で並び替え出来ます。

エクセルで複数の条件で並び替えるにはレベルを追加する

手動でも複数の条件で、並び替えることが可能です。やり方は、優先順位の低い順(低→中→高の順番で)にソートすればOKです。

「ソート」「フィルター」「検索・置換」の違い

ソート(順番の並び替え)

ソートは上でも紹介したように「並び替え」の機能です。「昇順」または「降順」にデータを並び替えることが出来ます。ソート件数の限界はなくて、見出しを除いた一番上から一番下のデータがソートの対象です。

エクセルのソート機能は順番の並び替え

フィルター(文字や値の抽出・絞り込み)

フィルターは、ひとつ又は複数の指定列から絞り込みたい文字や値などの条件に一致するデータを含む行を抽出する機能です。条件に合致した行数(件数)は一番下のステータスバーに表示されます。列方向のフィルター機能はありません。

エクセルのフィルター機能は文字や値の抽出・絞り込み

検索(文字や値を探す)

検索は、開いているシートやブックから指定条件(数式、値、コメント)に該当するセルを探し出す機能です。フィルターに似ていますが、指定列だけでなく、シートやブック全体から探し出せる機能です。

検索条件のオプションとして、大文字と小文字の区別、セル内容が完全一致か、半角と全角の区別、書式(表示形式、配置、フォント、罫線、塗りつぶし、保護)と細かく指定できます。

エクセルの検索機能は文字や値を探す

置換(文字や値を探し出し置き換える)

置換は、上の「検索」で探したセルの内容を、指定条件で置き換える機能です。大量の置き換えを一括で出来るので大変便利ですが、意図していない場所も変更してしまい、事故の原因になりやすいです。置換前にはファイルを保存し、条件をよく考えて置換してください。

置換条件のオプションとして、検索と同じく、大文字と小文字の区別、セル内容が完全一致か、半角と全角の区別、書式(表示形式、配置、フォント、罫線、塗りつぶし、保護)と細かく指定できます。

エクセルの置換機能は文字や値を探し出し置き換える

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