【Excel】ACCRINT関数-定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を求める-


(約文字)

2020-03-13

  • Keyword
  • Excel
  • ACCRINT関数
  • 利息
  • 証券
  • 未収利息額

ACCRINT関数とは

エクセルの「ACCRINT関数(アクルード・インタレスト:Accrued Interest)」は定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=ACCRINT(発行日,初回利払日,受渡日,利率,額面,頻度,[基準],[計算方式])

重要:日付は、DATE関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 例えば2020年3月13日を入力する場合は、DATE(2020,3,13) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

引数必要性内容
発行日必須証券の発行日を指定します。
初回利払日必須証券の利息が最初に支払われる日付を指定します。
受渡日必須証券の発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付を指定します。
利率必須証券の年利を指定します。
額面必須証券の額面価格を指定します。省略すると、$1000 を指定したと見なされます。
頻度必須年間の利息支払回数を指定します。 年1回の場合は頻度=1、年2回の場合は頻度=2、四半期ごとの場合は頻度=4を指定します。
[基準][省略可]計算に使用する基準日数を示す数値を指定します。(下表参照)
[計算方式][省略可]受渡日が初回利払日より後になる場合の未収利息の合計の計算に使用する方法を指定する論理値です。値がTRUE(1)の場合は、発行日から受渡日までの未収利息の合計が返されます。値がFALSE(0)の場合は、初回利払日から受渡日までの未収利息が返されます。 引数を入力しなかった場合は、既定でTRUEが設定されます。
基準日数を示す数値基準日数 (月/年)
0or省略30日/360日(NASD方式)
1実際の日数/実際の日数
2実際の日数/360日
3実際の日数/365日
430日/360日(ヨーロッパ方式)

ACCRINT関数の解説

  • ・Excelでは、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900年1月1日がシリアル値1として保存され、2020年3月13日は1900年1月1日から43,903日後に当たるので、シリアル値は43903になります。
  • ・発行日、初回利払日、受渡日、頻度、基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・発行日、初回利払日、受渡日に無効な日付を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・利率≦0or基準≦0である場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・頻度に1、2、4 以外の数値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・基準<0or基準>4である場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・発行日≧受渡日である場合、エラー値#NUM! が返されます。
  • ・ACCRINT 関数は、次の数式で表されます。
  • ・ここで
  • ・Ai=日数が半端な期に含まれる i 番目の擬似利払期間(quasi-coupon period)の日数
  • ・NC=日数が半端な期の中に収まる擬似利払期間の数 (この数値に分数が含まれている場合は、次の整数に切り上げられます)
  • ・NLi=日数が半端な期に含まれる擬似利払期間の標準日数
出典:Microsoft - Office サポート

ACCRINT関数の使用例

データ説明
2020/3/1発行日
2020/8/31初回利払日
2020/5/1受渡日
0.15利率
10,000額面価格
4頻度(年4回)
0基準(30日/360日)

上のデータにおいて、米長期国債の未収利息額を計算します。

=ACCRINT(A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8)

=254.1666667

上のデータにおいて、発行日を2020年3月5日として未収利息額を計算します。

=ACCRINT(DATE(2020,3,5),A3,A4,A5,A6,A7,A8,FALSE)

=237.5

上のデータにおいて、発行日を2020年4月5日として、初回利払日から受渡日までの未収利息額を計算します。

=ACCRINT(DATE(2020,4,5), A3,A4,A5,A6,A7,A8,TRUE)

=112.5

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