【Excel】BINOM.DIST.RANGE関数-二項分布を使用した試行結果の確率を返す関数-


(約文字)

2021-03-01

  • Keyword
  • Excel
  • BINOM.DIST.RANGE関数
  • 二項分布
  • 試行結果
  • 確率

BINOM.DIST.RANGE関数とは

エクセルの「BINOM.DIST.RANGE関数」は二項分布を使用した試行結果の確率を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

BINOM.DIST.RANGE(試行回数,成功率,成功数,[成功数2])

引数必要性内容
試行回数必須 独立試行の回数を指定します。0以上を指定する必要があります。
成功率必須各試行で成功する確率を指定します。0以上、1以下を指定する必要があります。
成功数必須試行における成功数を指定します。0以上、試行回数以下の数値を指定する必要があります。
[成功数2][省略可]指定した場合、成功した試行回数が成功数と成功数2の間に入る確率を返します。成功数以上、試行回数以下の数値を入力する必要があります。

BINOM.DIST.RANGE関数の解説

  • ・引数が制約外の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
出典:Microsoft - Office サポート

BINOM.DIST.RANGE関数の使用例

試行回数60回の内、成功確率75%と、成功数48回をベースとする二項分布を求めます。

=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,48)

=0.084(8.4%)

試行回数60回の内、成功確率75%と、成功回数45~50回をベースとする二項分布を求めます。

=BINOM.DIST.RANGE(60,0.75,45,50)

=0.524(52.4%)

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