【Excel】BINOM_DIST関数-二項分布の確率関数の値を返す関数-


(約文字)

2021-02-25

  • Keyword
  • Excel
  • BINOM_DIST関数
  • 二項分布
  • 確率関数

BINOM_DIST関数とは

エクセルの「BINOM_DIST関数」は単一項の二項分布の確率の値を返す関数です。

試行テストの回数が固定されている場合で、以下の場合に使用します。

  • ・結果が「成功」or「失敗」で表される。
  • ・各試行が独立している。
  • ・全体を通して成功確率が一定。

例えば、二男一女が生まれてくる確率を計算できます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=BINOM.DIST(成功数,試行回数,成功率,関数形式)

引数必要性内容
成功数必須試行における成功数を指定します。
試行回数必須独立試行の回数を指定します。
成功率必須各試行が成功する確率を指定します。
関数形式必須累積分布関数の値を求める場合はTRUEを、確率質量関数の値を求める場合はFALSEを指定します。

BINOM_DIST関数の解説

  • ・成功数と試行回数は、整数に切り捨てられます。
  • ・成功数、試行回数、成功率に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・成功数 < 0 または成功数 > 試行回数の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・成功率 <0 または成功率 > 1 の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

BINOM_DIST関数の使用例

データ説明
6成功数
10試行回数
0.5成功率

試行10回の内、6回丁度成功する確率を求めます。

=BINOM.DIST(A2,A3,A4,FALSE)

=0.2050781

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