【Excel】BITAND関数-2つの数値のbit単位の論理積(AND)を求める-
約~分
(約文字)
2019-12-26
- Keyword
- Excel
- BITAND関数
- 2つの数値
- bit単位
- 論理積
- AND
BITAND関数とは
エクセルの「BITAND関数(bit・アンド)」は2つの数値のbit単位の論理積(AND)を返す関数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
=BITAND(数値1,数値2)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値1 | 必須 | 0以上の数値を指定します。 |
数値2 | 必須 | 0以上の数値を指定します。 |
BITAND関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・bit位置にある両方の引数のbitが1である場合のみ、それぞれのbit位置の値がカウントされます。
- ・bit位置が返す値は、右から左へ進むにつれて2乗則で増えます。右端のbitは1(2の0乗)を返し、その左のbitは2(2の1乗)を返します。以降も同様です。
- ・引数に0未満の値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
- ・引数に整数以外の値or(2の48乗)-1より大きい値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
- ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
BITAND関数の使用例
例1
=BITAND(1,5)
この場合、1の2進数は”001”で、5の2進数は”101”です。1桁目のみ一致しているので、2進数の”001”となり、10進数の「1」が返されます。
例2
=BITAND(13,25)
この場合、13の2進数は”01101”で、25の2進数は”11001”です。 1桁目と4桁目が一致しているので、2進数の”01001”となり、10進数の「9」が返されます。