【Excel】BITOR関数-2つの数値のビット単位の論理和(OR)を求める-


(約文字)

2020-01-06

  • Keyword
  • Excel
  • BITOR関数
  • 数値
  • ビット単位
  • OR
  • 論理和

BITOR関数とは

エクセルの「BITOR関数(ビット・オア)」は2つの数値のビット単位の論理和(OR)を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

=BITOR(数値1, 数値2)

引数必要性内容
数値1必須小数点の表示形式になっている必要があります。0以上の数値を指定します。
数値2必須小数点の表示形式になっている必要があります。0以上の数値を指定します。

BITOR関数の解説

  • ・返される結果は、パラメーターのビット単位の 'OR' です。
  • ・ビット位置にあるいずれかのパラメーターのビットが 1 である場合、返される結果でそれぞれのビット位置が 1 になります。
  • ・ビット位置が返す値は、右から左へ進むにつれて 2 の累乗で処理します。 右端のビットは 1 (2^0) を返し、その左のビットは 2 (2^1) を返します。これ以降も同様です。
  • ・いずれかの引数が制約外の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・いずれかの引数が (2^48)-1 より大きい場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・いずれかの引数が数値以外の値の場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

BITOR関数の使用例

=BITOR(21,10)

この場合、21の2進数は”10101”で、10の2進数は”01010”です。どちらかの桁に1があるので、2進数の”11111”となり、10進数の「31」が返されます。

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