【Excel】COMBIN関数-指定された個数を選択するときの組み合わせ(重複あり)の数を返す関数を求める-


(約文字)

2020-10-29

  • Keyword
  • Excel
  • COMBIN関数
  • 指定個数
  • 選択
  • 組合せ数
  • 重複なし

COMBIN関数とは

エクセルの「COMBIN関数」は指定された個数を選択するときに、組み合わせの数(重複あり)が幾つあるかを返す関数です。

あるグループの中から数人を選んだ場合に、何パターンの組合せがあるか求める場合に利用するのが「COMBIN関数」です。

例えば、18頭立ての競馬で1着と2着になる馬の組み合わせを当てる馬券(馬連)の組み合わせが、何通りあるかを求めることが可能です(全通りは153パターンあります)。

ちなみに、18頭立ての競馬で1着と2着と3着になる馬の組み合わせを当てる馬券(3連複)の組み合わせが、何通りあるかを求めることが可能です(全通りは816パターンあります)。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=COMBIN(総数,抜き取り数)

引数必要性内容
総数必須抜き取る対象の全体の数を指定します。
抜き取り数[省略可] 抜き取る組み合わせ一組に含まれる項目数を指定します。

COMBIN関数の解説

  • ・引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
  • ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・総数 < 0、抜き取り数 < 0 or 総数 < 抜き取り数である場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・例えば、抜き取り数が2の場合、A-Bの組み合わせとB-Aの組み合わせは同じとしてカウントされます。
出典:Microsoft - Office サポート

COMBIN関数の使用例

8人の選手から2人1組のチームを作る場合の組み合わせの数を求めます。

=COMBIN(8,2)

=28

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