【Excel】DECIMAL関数-n進数を10進数に変換する関数-


(約文字)

2020-11-04

  • Keyword
  • Excel
  • DECIMAL関数
  • n進数
  • 10進数
  • 変換

DECIMAL関数とは

エクセルの「DECIMAL関数」はn進数を10進数に変換する関数です。

  • ・2進数を10進数に変換する
  • ・8進数を10進数に変換する
  • ・16進数を10進数に変換する
  • ・36進数を10進数に変換する

この様な場合に利用するのが「DECIMAL関数」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=DECIMAL(文字列,基数)

引数必要性内容
文字列必須10進数に変換する文字列を指定します。
基数必須文字列の基数(n進数)を指定します。整数を指定する必要があります。

DECIMAL関数の解説

  • ・文字列の長さは、255文字以下にする必要があります。
  • ・文字列は、基数に対して有効な英数文字の組み合わせで指定します。大文字と小文字は区別されません。
  • ・文字列は、0以上2^53未満がサポートされています。2^53より大きい数字の文字列の場合、精度が低下する可能性があります。
  • ・基数は、2以上36以下にする必要があります。10より大きな基数は必要に応じ、数値0-9と文字A-Zを使用します。例えば、16進数の場合は0-9とA-F を使用し、36進数は0-9とA-Zを使用します。
  • ・いずれかの引数が制約外の場合は、エラー値#NUM!または#VALUE!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

DECIMAL関数の使用例

16進数のFFを10進数に変換します。

=DECIMAL("FF",16)

=255

2進数111を10進数に変換します。

=DECIMAL(111,2)

=7

底が36の値"zap"を10進数に変換します。

=DECIMAL("zap",36)

=45745

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