【Excel】DEVSQ-標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返す関数-


(約文字)

2021-04-26

  • Keyword
  • Excel
  • DEVSQ
  • 標本
  • 平均値
  • 偏差
  • 平方和

DEVSQとは

エクセルの「DEVSQ」は標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=DEVSQ(数値1,[数値2],...)

引数必要性内容
数値1必須数値1は必須で、それ以降の数値は省略可能です。2乗偏差の合計を計算する1~255の引数を指定します。又、半角のカンマ(,)で区切られた引数の代わりに、単一配列や配列への参照を指定できます。
[数値2][省略可]上記参照

DEVSQの解説

  • ・引数には、数値、数値配列、数値を含む範囲を参照する名前、数値を含む範囲を参照するセル参照を指定します。
  • ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
  • ・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。但し、数値として0(ゼロ)を含むセルは計算の対象となります。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
出典:Microsoft - Office サポート

DEVSQの使用例

データ
4
5
8
7
11
4
3

標本の平均値に対する上記の数値の偏差平方和を求めます。

=DEVSQ(A2:A8)

=48

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