【Excel】ERF関数-下限値~上限値の範囲で、誤差関数の積分値を求める-


(約文字)

2020-01-20

  • Keyword
  • Excel
  • ERF関数
  • 下限値
  • 上限値
  • 誤差関数
  • 積分値

ERF関数とは

エクセルの「ERF関数(エラー・ファンクション:Error Function)」は下限値~上限値の範囲で、誤差関数の積分値を返す関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=ERF(下限,[上限])

引数必要性内容
下限必須誤差関数を積分するときの下限値を指定します。
上限[省略可]誤差関数を積分するときの上限値を指定します。

上限を省略すると、0~下限の範囲で積分されます。(この場合、下限が上限として見なされ、計算されることに注意して下さい。)

ERF関数の解説

  • ・上限に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・下限に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

ERF関数の使用例

0~0.654の範囲で誤差関数を積分する

=ERF(0.654)

=0.644979821

0~1の範囲で誤差関数を積分する

=ERF(1)

=0.842700793

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