【Excel】EVEN関数-数値を偶数に切り上げる関数-
約~分
(約文字)
2020-11-09
- Keyword
- Excel
- EVEN関数
- 数値
- 偶数
- 切り上げ
EVEN関数とは
エクセルの「EVEN関数」は数値を最も近い偶数(...-10,-8,-6,-4,-2,0,2,4,6,8,10,...)に切り上げる関数を返す関数です。
この関数は、2個単位で扱われるアイテムを処理する場合に使用できます。例えば1つor2つのアイテムを並べて入れられる梱包箱がある場合、アイテム数を偶数に切り上げ梱包箱の容量と一致するときには梱包箱が丁度いっぱいにすることができます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=EVEN(数値)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値 | 必須 | 丸めの対象となる数値を指定します。 |
EVEN関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・元の数値に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・元の数値の符号に関係なく切り上げられた偶数の絶対値は元の数値より大きくなります。
- ・元の数値が偶数の場合は切り上げは行われません。
EVEN関数の使用例
5を最も近い偶数の整数に切り上げます。
=EVEN(5)
=6
2.5を最も近い偶数の整数に切り上げます。
=EVEN(2.5)
=4
-3を最も近い偶数の整数に切り上げます。
=EVEN(-3)
=-4
6を最も近い偶数の整数に切り上げます。
=EVEN(6)
=6