【Excel】ROUNDUP関数-数値を指定した桁数に切り上げる関数-


(約文字)

2020-11-26

  • Keyword
  • Excel
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  • 桁数
  • 切り上げ

ROUNDUP関数とは

エクセルの「ROUNDUP関数」は数値を指定した桁数に切り上げる関数です。

構文と引数

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=ROUNDUP(数値,桁数)

引数必要性内容
数値必須切り上げの対象となる実数値を指定します。
桁数必須数値を切り上げた結果の桁数を指定します。

ROUNDUP関数の解説

  • ・ROUND関数に似ていますが、ROUNDUP関数の機能は常に数値が切り上げられる点が異なります。
  • ・桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数のひとつ右側の値が切り上げられます。
  • ・桁数に0を指定すると、数値は最も近い整数として切り上げられます。
  • ・桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り上げられます。
出典:Microsoft - Office サポート

ROUNDUP関数の使用例

3.14159の小数点第4位を切り上げます。

=ROUNDUP(3.14159,4)

=3.1416

76.8の小数点以下を切り上げます。

=ROUNDUP(76.8,0)

=77

-3.14159を小数点第2位を切り上げます。

=ROUNDUP(-3.14159,2)

=-3.15

31415.92654の小数点の左側3桁で切り上げます。

=ROUNDUP(31415.926535,-3)

=32000

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