【Excel】GCD関数-最大公約数を返す関数-
約~分
(約文字)
2020-11-20
- Keyword
- Excel
- GCD関数
- 最大公約数
GCD関数とは
エクセルの「GCD関数」は最大公約数を返す関数を返す関数です。
複数ある整数の最大公約数を求めたい場合に利用するのが「GCD関数」です。
ちなみに「最大公約数」とは、数値1、数値2の両方を余りなく割り切れる最大の整数です。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=GCD(数値1, [数値2], ...)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値1 | 必須 | 数値1は必須です。指定した値が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。 |
[数値2] | [省略可] | 数値2以降は省略が可能です。数値1を含めて最大255個の値を指定できます。指定した値が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。 |
GCD関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
- ・引数に負の値を指定すると、エラー値#NUM!が返されます。
- ・1はあらゆる整数の約数となります。
- ・素数には、その数自体と1以外に約数がありません。
- ・引数が2^53以上の場合、エラー値#NUM!が返されます。
GCD関数の使用例
5と3の最大公約数を求めます。
=GCD(5,3)
=1
4の最大公約数を求めます。
=GCD(4)
=4
0の最大公約数を求めます。
=GCD(0)
=0
26と39の最大公約数を求めますを求めます。
=GCD(26,39)
=13
8と12と16の最大公約数を求めます。
=GCD(8,12,16)
=4
7と0の最大公約数を求めます。
=GCD(7,0)
=7