【Excel】LOOKUP関数-ベクトル(1行又は1列で構成されるセル範囲)又は配列を検索し対応するセルの値を返す関数-


(約文字)

2020-08-25

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  • Excel
  • LOOKUP関数
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  • セル値

LOOKUP関数とは

エクセルの「LOOKUP関数」はベクトル(1行又は1列で構成されるセル範囲)又は配列を検索し対応するセルの値を返す関数を返す関数です。

例えば、部品番号がわかっていても価格がわからない場合、LOOKUP関数を使うと部品番号を入力したときに、価格を返して表示することができます。

LOOKUP関数には「ベクトル形式」と「配列形式」の2種類の使い方があります。

ベクトル形式のLOOKUP関数を使用して、1つの行または1つの列で値を検索します。ベクトル形式のLOOKUP関数を使用するのは、検索する値が含まれた範囲を指定する場合です。例えば、列Aの行6までの範囲で値を検索する場合などです。

配列形式のLOOKUP関数の代わりにVLOOKUP関数またはHLOOKUP関数を使うことを強くお勧めします。配列形式は、他のスプレッドシートプログラムとの互換性を維持するために提供されていますが、機能が制限されています。 配列は、検索対象の行と列の値の集まりです(表に似ています)。例えば、列AとBを行6までの範囲で検索する場合などです。LOOKUP関数は最も近い位置で一致する値を返します。 配列形式を使用するには、データが並べ替えられている必要があります。

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構文と引数(ベクトル形式)

ベクトル形式のLOOKUP関数は、1行or1列のみのセル範囲(ベクトル)で値を検索し、値が見つかると範囲の次の行or列の同じ位置にある値を返します。

=LOOKUP(検査値, 検査範囲, [対応範囲])

引数必要性内容
検査値必須LOOKUP関数が最初のベクトルで検索する値を指定します。数値、文字列、論理値、値を参照する名前、セル参照を指定できます。
検査範囲必須1行or1列のみの範囲を指定します。文字列、数値、論理値を指定できます。値は昇順で配置する必要があります。英字の大文字と小文字は区別されません。
[対応範囲][省略可]1行or1列のみを含む範囲を指定します。対応範囲は、検査範囲と同じサイズにする必要があります。

LOOKUP関数の解説

  • ・LOOKUP関数では、検査値が見つからない場合、検査範囲内で検査値以下の最大値が、一致する値として使用されます。
  • ・検査値が検査範囲に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/Aが返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

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