【Excel】MOD関数-数値を除算したときの剰余を返す関数-


(約文字)

2020-12-09

  • Keyword
  • Excel
  • MOD関数
  • 数値
  • 除算
  • 剰余

MOD関数とは

エクセルの「MOD関数」は数値を割り算したときの余りを返す関数です。

構文と引数

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=MOD(数値,除数)

引数必要性内容
数値必須除算の分子となる数値を指定します。
除数必須除算の分母となる数値を指定します。

MOD関数の解説

  • ・除数(分母)に0を指定すると、エラー値#DIV/0!が返されます。
  • ・MOD関数とINT関数の関係は、MOD(n,d)=n-d*INT(n/d)と表すことができます。
出典:Microsoft - Office サポート

MOD関数の使用例

3を2で割ったときの余りを求めます

=MOD(3, 2)

1

-3を2で割ったときの余りを求めます(戻り値の符号は除数(分母)と同じになります)。

=MOD(-3, 2)

1

3を-2で割ったときの余りを求めます(戻り値の符号は除数(分母)と同じになります)。

=MOD(3, -2)

-1

-3を-2で割ったときの余りを求めます(戻り値の符号は除数(分母)と同じになります)。

=MOD(-3, -2)

-1

関連する関数

  • MOD関数:数値を除算(割り算)したときの剰余(余り)を返す関数
  • INT関数:数値を最も近い整数に切り捨てる関数
  • QUOTIENT関数:除算(割り算)の商の整数部を返す関数