【Excel】QUOTIENT関数-除算の商の整数部を返す関数-
約~分
(約文字)
2020-12-21
- Keyword
- Excel
- QUOTIENT関数
- 除算
- 商
- 整数部
QUOTIENT関数とは
エクセルの「QUOTIENT関数」は除算の商の整数部を返す関数です。
割り算の答えである商の余り (小数部) の部分を切り捨てる場合に利用するのが「QUOTIENT関数」です。
ExcelにはDIVIDE関数が用意されていませんので、数値を除算(割り算)する場合は演算子の「/」を使います。例えば、5÷2は、セル内に=5/2と入力すると2.5が返されます。 同じ計算をQUOTIENT関数でした場合は剰余(あまり)が返されないため、セル内に=QUOTIENT(5,2)と入力すると2が返されます。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=QUOTIENT(分子,分母)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
分子 | 必須 | 被除数(割られる数)を指定します。 |
分母 | 必須 | 除数(割る数)を指定します。 |
QUOTIENT関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。
QUOTIENT関数の使用例
5を2で割ったときの商の整数部を求めます。
=QUOTIENT(5, 2)
2
4.7を3.2で割ったときの商の整数部を求めます。
=QUOTIENT(4.7,3.2)
1
-10を3で割ったときの商の整数部を求めます。
=QUOTIENT(-10,3)
-3
-10を-3で割ったときの商の整数部を求めます。
=QUOTIENT(-10,-3)
3
関連する関数
- QUOTIENT関数:除算の商の整数部を返す関数
- PRODUCT関数:引数リストの積を返す関数