【Excel】QUARTILE.EXC関数-0より大きく1より小さい百分位値に基づき配列に含まれるデータから四分位数を返す関数-


(約文字)

2022-03-22

  • Keyword
  • Excel
  • QUARTILE.EXC関数
  • 四分位数

QUARTILE.EXC関数とは

エクセルの「QUARTILE.EXC関数」は0より大きく1より小さい百分位値に基づき配列に含まれるデータから四分位数を返す関数です。

0%~100%に基づき、データの配列の四分位数を返します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010

=QUARTILE.EXC(配列,戻り値)

引数必要性内容
配列必須対象となる数値データを含む配列orセル範囲を指定します。
戻り値必須戻り値として返される四分位数の内容を、0~4までの数値で指定します。1を指定した場合は25%の位置にある値、2を指定した場合は50%の位置にある値、3を指定した場合は75%の位置にある値を返します。

QUARTILE.EXC関数の解説

  • ・配列にデータが含まれていない場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・戻り値に小数点以下の値を指定すると切り捨てられます。
  • ・戻り値≦0or戻り値≧4 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・戻り値に0or2or4のいずれかの数値を指定すると、QUARTILE.EXC 関数の戻り値は、それぞれMIN関数、MEDIAN関数、MAX関数の戻り値に等しくなります。
出典:Microsoft - Office サポート

QUARTILE.EXC関数の使用例

データ
6
7
15
36
39
40
41
42
43
47
49

上のデータに対する、第1四分位数の位置を求めます。

=QUARTILE.EXC(A2:A12,1)

=15

上のデータに対する、第3四分位数の位置を求めます。

=QUARTILE.EXC(A2:A12,3)

=43

関連する関数

  • QUARTILE関数:配列に含まれるデータから四分位数を抽出し返す関数
  • QUARTILE.INC関数:配列に含まれるデータから四分位数を抽出する関数
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