【Excel】SKEW関数-分布の歪度を返す関数-
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(約文字)
2022-05-09
- Keyword
- Excel
- SKEW関数
- 分布
- 歪度
SKEW関数とは
エクセルの「SKEW関数」は分布の歪度(わいど)を返す関数です。
歪度(わいど)とは、分布が正規分布からどれだけ歪んでいるかを表す統計量です。確率論や統計学における、分布の左右の対称性(非対称性)を示す指標です。 正の歪度は、より正の値に向かって広がる非対称のテールを持つ分布を示し、負の歪度は、より負の値に向かって伸びる非対称テールを持つ分布を示します。
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=SKEW(数値1, [数値2],...)
引数 | 必要性 | 内容 |
---|---|---|
数値1 | 必須 | 数値1は必須で、それ以降の数値は省略可能です。 歪度の計算の対象となる1~255個の引数を指定できます。また、単一配列や、配列への参照を指定することもできます。 |
[数値2] | [省略可] | 上記参照
SKEW関数の解説
出典:Microsoft - Office サポート
- ・引数には、「数値」「数値配列」、または数値を含む範囲を参照する「名前」か「セル参照」を指定します。
- ・引数として指定した「論理値」と、数値を表す「文字列」が計算の対象となります。
- ・引数として指定した「配列」または「セル範囲」に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。但し、数値として0(ゼロ)を含むセルは計算の対象となります。
- ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
- ・指定する数値データの数が2個以下の場合、または標本の標準偏差が0の場合は、エラー値#DIV/0!が返されます。
SKEW関数の使用例
データ |
---|
3 |
4 |
5 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
4 |
7 |
上のデータに対する、分布の歪度をを求めます。
=SKEW(A2:A11)
=0.359543