【Excel】TRIMMEAN関数-データの中間項の平均を返す関数-


(約文字)

2022-10-24

  • Keyword
  • Excel
  • TRIMMEAN関数
  • データ
  • 中間項
  • 平均

TRIMMEAN関数とは

エクセルの「TRIMMEAN関数」はデータの中間項の平均を返す関数です。

データ全体の上限と下限から一定割合のデータをカットし、残ったデータの平均値を返します。 範囲外のデータを分析対象から除外する場合に使うことが出来ます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=TRIMMEAN(配列, 割合)

引数必要性内容
配列必須対象となる値の配列または範囲。
割合必須 計算から除外する端数のデータ割合を指定します。例えば、全体で100個のデータを含む対象に対し0.2を指定した場合100×0.2=20となり、上限から10個、下限から10個の合計20個のデータが除外されます。

TRIMMEAN関数の解説

  • ・割合 < 0、または割合 > 1 の場合、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・除外されるデータ数は、切り捨てられて最も近い2の倍数になります。例えば、データの総数が30個で割合に0.1を指定すると、除外されるデータ数は30×0.1=3個となりますが、実際の計算では、データの上限から1個、下限から1個の計2個のデータが除外されます。
出典:Microsoft - Office サポート

TRIMMEAN関数の使用例

データ
4
5
6
7
2
3
4
5
1
2
3

上のデータのうち、上限と下限から20%を除いた中間項の平均値を求めます。

=TRIMMEAN(A2:A12,0.2)

=3.778

関連する関数