【Excel】HARMEAN関数-調和平均を返す関数-


(約文字)

2021-07-26

  • Keyword
  • Excel
  • HARMEAN関数
  • 調和平均

HARMEAN関数とは

エクセルの「HARMEAN関数」は1組の数値の調和平均を返しす関数です。

調和平均は、逆数の算術平均に対する逆数として定義されます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=HARMEAN(数値1,[数値2],...)

引数必要性内容
数値1、数値2、...数値1は必須で、それ以降の数値は省略可平均の計算の対象となる1~255個の引数を指定できます。また、半角のカンマ (,) で区切られた引数の代わりに、単一配列や、配列への参照を指定することもできます。

HARMEAN関数の解説

  • ・調和平均、相乗平均、相加平均の間には、調和平均 ≦ 相乗平均 ≦ 相加平均という関係が成り立ちます。
  • ・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
  • ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
  • ・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
  • ・引数に 0 以下の数値が含まれていると、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

HARMEAN関数の使用例

データ
4
5
8
7
11
4
3

上のデータに対する、調和平均を求めます。

=HARMEAN(A2:A8)

=5.028376

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