【Excel】GEOMEAN関数-相乗平均(幾何平均)を返す関数-


(約文字)

2021-07-12

  • Keyword
  • Excel
  • GEOMEAN関数
  • 相乗平均
  • 幾何平均

GEOMEAN関数とは

エクセルの「GEOMEAN関数」は相乗平均(幾何平均)を返す関数です。

正の数から成るデータの配列や範囲の相乗平均を返します。利率が変動する場合の複利計算で平均成長率を計算できます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=GEOMEAN(数値1,[数値2], ...)

引数必要性内容
数値1数値1は必須。数値2以降は省略可。平均の計算の対象となる1~255個の引数を指定できます。また、半角のカンマ (,) で区切られた引数の代わりに、単一配列や配列への参照を指定することもできます。

GEOMEAN関数の解説

  • ・引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
  • ・引数として指定した論理値と、数値を表す文字列が計算の対象となります。
  • ・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
  • ・エラー値または数値に変換できない文字列を指定すると、エラーになります。
  • ・引数に 0 以下の数値が含まれていると、エラー値#NUM!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

GEOMEAN関数の使用例

データ
4
5
8
7
11
4
3

上記のデータの相乗平均を求めます。

==GEOMEAN(A2:A8)

=5.476987

関連する関数