【Excel】TYPE関数-データ型を表す数値を返す-


(約文字)

2020-07-09

  • Keyword
  • Excel
  • TYPE関数
  • データ型
  • 数値

TYPE関数とは

エクセルの「TYPE関数」はデータ型を表す数値を返す関数です。

  • ・セルに入力されている値のデータ型によって動作が異なる関数を使いたい。

この様な場合に利用するのが「TYPE関数」です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=TYPE(値)

引数必要性内容
必須数値、文字列、論理値など、Excelの任意の値を指定します。
データ型戻り値
数値1
テキスト2
論理値4
エラー値16
配列64

TYPE関数の解説

  • ・TYPE 関数は、INPUT関数のように、さまざまなデータ型の値を引数として受け取る関数を使う場合に役立ちます。
  • ・セルに数式が入力されているかを確認するのにTYPE関数を使用することはできません。TYPE関数で調べられるのは、結果値or表示値のみのデータ型です。
  • ・値が数式を含む他のセルを参照する場合、TYPE関数ではその数式の結果値のデータ型が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

TYPE関数の使用例

データ
山田太郎

A2の値のデータ型を返します。

=TYPE(A2)

=2(テキスト)

「山田太郎氏」のデータ型を返します。

=TYPE(A2&"氏")

=2(テキスト)

配列のデータ型を返します。

=TYPE({1,2;3,4})

=64

関連する関数

  • CELL関数:セルの情報(書式・位置・内容)を返す
  • INFO関数:現在の操作環境の情報を返す