【Excel】VAR関数-標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を求める-
約~分
(約文字)
2019-10-04
【Excel】VAR関数-標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を求める-
VAR関数とは
エクセルの「VAR関数(バリアンス:Variance)」は標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返す関数です。
まず結論
VAR関数を使うと、標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を求めることができます。まずは数値1、数値2の意味を押さえ、使用例と注意点を確認すると実務で使い分けやすくなります。
- このページで分かること
- VAR関数でできることと基本の使いどころ
- 構文と引数の意味
- VAR関数の使用例
構文と引数
- 365
- 2019
- 2016
- 2013
- 2010
- 2007
=VAR(数値1,[数値 2],...)
| 引数 | 必要性 | 内容 |
|---|---|---|
| 数値1 | 必須 | 標本として扱う最初の数値を入れます。 |
| [数値2] | [省略可] | 追加の標本値を入れる欄です。数値の引数は全体で255個まで扱えます。 |
VAR関数の解説
- 一部のデータから全体の分散を推定するときに使います。データが母集団の全件に当たるなら、VARP関数で分散を求めます。
- 値を直接列挙するほか、配列やセルの範囲を渡す書き方もできます。数値の入った範囲に付けた名前も使えます。
- 論理値や数字の文字列を引数に直接書いた場合は、それらも計算に入ります。
- 範囲参照や配列を渡した場合に集計するのは数値です。そこにある空白・論理値・文字列・エラー値は集計から外れます。
- 引数に直接エラー値を渡したり、数字に読み替えられない文字列を渡したりすると、結果もエラーになります。
- 参照先の論理値や数字の文字列まで含めたい場合は、VARA関数を選びます。
VAR関数の使用例
10個のデータの不偏分散を求める
=VAR(1345,1301,1368,1322,1310,1370,1318,1350,1303,1299)
結果:754.2667(標本に基づく母集団の分散の推定値(不偏分散)を返します)
少数のデータの不偏分散を求める
=VAR(10,20,30)
結果:100(3つの値を標本と見なして不偏分散を計算します)
注意事項
重要:この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい1つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
出典:Microsoft - Office サポート
より新しい「VAR.S関数」の利用を推奨します。
関連する関数
よくある質問
Q. VAR関数は何をするときに使いますか?
VAR関数は、標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を求めるときに使います。 とくに VAR.S関数 など近い関数との違いを合わせて押さえると、使い分けしやすくなります。
Q. VAR関数がうまく動かないときは何を確認すればよいですか?
まず 数値1、数値2 の指定方法を見直し、新関数への置き換え可否、引数の順序、古いブックとの互換性 を確認してください。
よくある失敗例・エラー対処
VAR関数で期待通りの結果にならないときは、次の点を確認してください。
- 数値1、数値2 の指定が関数の仕様どおりか確認する
- 互換目的の関数か、現行関数へ置き換えるべきか見直す
- 古いブック形式やバージョン依存の挙動を確認する
まとめ
このページでは、VAR関数について以下を確認しました。
- ・VAR関数でできることと基本の使いどころ
- ・構文と引数の意味
- ・VAR関数の使用例
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