【Excel】CORREL関数-2つの配列データの相関係数を返す関数-


(約文字)

2021-04-01

  • Keyword
  • Excel
  • CORREL関数
  • 配列データ
  • 相関係数

CORREL関数とは

エクセルの「CORREL関数」は2つの配列データの相関係数を返す関数です。

相関係数は、2つの特性の関係を判断するときに使用します。例えば、各地域の平均気温とエアコン普及率の相関を調べることができます。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=CORREL(配列1,配列2)

引数必要性内容
配列1必須セル値の1番目の範囲を指定します。
配列2必須セル値の2番目の範囲を指定します。

CORREL関数の解説

  • ・配列またはセル範囲の引数に文字列、論理値、または空白セルが含まれている場合、これらの値は無視されます。ただし、ゼロ値のセルも含まれます。
  • ・配列 1 と配列 2 のデータ数が異なる場合、エラー値#N/A返されます。
  • ・配列 1 または配列 2 が空の場合、または s (標準偏差) が 0 の場合、エラー値#DIV/0!エラーが表示されます。
  • ・相関係数が +1 または -1 に近い場合と同様に、配列間の正 (+1) または負の (-1) 相関を示します。 正の相関は、一方の配列の値が増加している場合、もう一方の配列の値も増加します。 0 に近い相関係数は、相関なしまたは弱い相関を示します。
出典:Microsoft - Office サポート

CORREL関数の使用例

データ1データ2
39
27
412
515
617

上の列Aと列Bの2つのデータセットの相関係数を求めます。

=CORREL(A2:A6,B2:B6)

=0.997054486

関連する関数

  • COVAR関数:2組の対応するデータ間での相関(共分散)を返す関数
  • CORREL関数:2つの配列データの相関係数を返す関数
  • PEARSON関数:ピアソンの積率相関係数rの値を返す関数
  • RSQ関数:ピアソンの積率相関係数の2乗値を返す関数