【Excel】PEARSON関数-ピアソンの積率相関係数rの値を返す関数-


(約文字)

2022-01-11

  • Keyword
  • Excel
  • PEARSON関数
  • ピアソン
  • 積率相関
  • 係数r

PEARSON関数とは

エクセルの「PEARSON関数」はピアソンの積率相関係数rの値を返す関数です。

相関係数rは、-1.0~1.0の数値で、2組のデータ間での線形相関の程度を示します。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=PEARSON(配列1, 配列2)

引数必要性内容
配列1必須複数の独立変数に対応するデータを指定します。
配列2必須複数の従属変数に対応するデータを指定します。

PEARSON関数の解説

  • ・引数には、「数値」、「数値配列」、または数値を含む範囲を参照する「名前」か「セル参照」を指定します。
  • ・引数として指定した「配列」または「セル範囲」に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合これらは無視されます。但し、数値として0(ゼロ)を含むセルは、計算の対象となります。
  • ・配列1と配列2にデータが含まれていないとき、又は、両者のデータの個数が異なるときは、エラー値#N/Aが返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

PEARSON関数の使用例

配列1(独立変数)配列2(従属変数)
910
76
51
35
13

上のデータに対する、ピアソンの積率相関係数の値を求めます。

==PEARSON(A3:A7,B3:B7)

=0.699379

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