【Excel】COS関数-角度の余弦(コサイン)を返す関数-


(約文字)

2020-09-29

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  • Excel
  • COS関数
  • 角度
  • 余弦
  • コサイン

COS関数とは

エクセルの「COS関数」は角度の余弦(コサイン)を返す関数です。

指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余弦(コサイン)を求める場合に利用するのが「COS関数」です。

余弦(コサイン)は同じ角度に対する正割(セカント)の逆数になります(COSθ=1÷SECθ)。

  • 三角関数(正弦:サイン/正割:セカント/正接:タンジェント/余弦:コサイン/余割:コセカント/余接:コタンジェント)は、角度(ラジアン単位)から二辺の比率を求める関数です。
  • 逆三角関数(逆正弦:アーク・サイン/逆正割:アーク・セカント/逆正接:アーク・タンジェント/逆余弦:アーク・コサイン/逆余割:アーク・コセカント/逆余接:アーク・コタンジェント)は、二辺の比率から角度(ラジアン単位)を求める関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013
  • 2010
  • 2007

=COS(数値)

引数必要性内容
数値必須余弦(コサイン)を求める角度をラジアン単位(弧度法)で指定します。

COS関数の解説

  • ・角度がディグリー単位(度数法)で表されている場合は、角度にPI()/180を掛ける or RADIANS関数を使用して角度をラジアン単位(弧度法)に変換します。
出典:Microsoft - Office サポート

COS関数の使用例

1.047ラジアンの余弦(コサイン)を求めます。

=COS(1.047)

=0.5001711

60度の余弦(コサイン)を求めます(PI()/180を掛ける方法)。

=COS(60*PI()/180)

=0.5

60度の余弦(コサイン)を求めます(RADIANS関数を使う方法)。

=COS(RADIANS(60))

=0.5

関連する関数

  • COS関数:指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余弦(コサイン)の数値を返す関数
  • CSC関数:指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余割(コセカント)の数値を返す関数
  • COT関数:指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余接(コタンジェント)の数値を返す関数