【Excel】COT関数-角度の余接(コタンジェント)を返す関数-


(約文字)

2020-10-01

  • Keyword
  • Excel
  • COT関数
  • 角度
  • 余接
  • コタンジェント

COT関数とは

エクセルの「COT関数」は角度の余接(コタンジェント)を返す関数を返す関数です。

指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余接(コタンジェント)を求めたい場合に利用するのが「COT関数」です。

余接(コタンジェント)は同じ角度に対する正接(タンジェント)の逆数になります(COTθ=1÷TANθ)。

  • 三角関数(正弦:サイン/正割:セカント/正接:タンジェント/余弦:コサイン/余割:コセカント/余接:コタンジェント)は、角度(ラジアン単位)から二辺の比率を求める関数です。
  • 逆三角関数(逆正弦:アーク・サイン/逆正割:アーク・セカント/逆正接:アーク・タンジェント/逆余弦:アーク・コサイン/逆余割:アーク・コセカント/逆余接:アーク・コタンジェント)は、二辺の比率から角度(ラジアン単位)を求める関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

=COT(数値)

引数必要性内容
数値必須余接(コタンジェント)を求める角度を、ラジアン単位(弧度法)で指定します。

COT関数の解説

  • ・数値の絶対値は2^27未満でなければなりません。
  • ・数値が制約外の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・数値が数値以外の場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
  • ・数値に0を指定した場合は、エラー値#DIV/0!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

COT関数の使用例

30の余接を求めます。

=COT(30)

=-0.156

関連する関数

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