【Excel】CSC関数-角度の余割(コセカント)を返す関数-


(約文字)

2020-09-30

  • Keyword
  • Excel
  • CSC関数
  • 角度
  • 余割
  • コセカント

CSC関数とは

エクセルの「CSC関数」は角度の余割(コセカント)を返す関数です。

指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余割(コセカント)を求めたい場合に利用するのが「CSC関数」です。

余割(コセカント)は同じ角度に対する正弦(サイン)の逆数になります(CSCθ=1÷SINθ)。

  • 三角関数(正弦:サイン/正割:セカント/正接:タンジェント/余弦:コサイン/余割:コセカント/余接:コタンジェント)は、角度(ラジアン単位)から二辺の比率を求める関数です。
  • 逆三角関数(逆正弦:アーク・サイン/逆正割:アーク・セカント/逆正接:アーク・タンジェント/逆余弦:アーク・コサイン/逆余割:アーク・コセカント/逆余接:アーク・コタンジェント)は、二辺の比率から角度(ラジアン単位)を求める関数です。

構文と引数

  • 365
  • 2019
  • 2016
  • 2013

=CSC(数値)

引数必要性内容
数値必須余割(コセカント)を求める角度をラジアン単位(弧度法)で指定します。

CSC関数の解説

  • ・角度がディグリー単位(度数法)で表されている場合は、角度にPI()/180を掛ける or RADIANS関数を使用して角度をラジアン単位(弧度法)に変換します。
  • ・数値の絶対値は2^27未満にする必要があります。
  • ・数値が制約の範囲外の場合は、エラー値#NUM!が返されます。
  • ・数値が数値以外の値である場合は、エラー値#VALUE!が返されます。
出典:Microsoft - Office サポート

CSC関数の使用例

15ラジアンの余割を返します。

=CSC(15)

=1.538

関連する関数

  • COS関数:指定した角度(ラジアン単位:弧度法)に対する余弦(コサイン)の数値を返す関数
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